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どんぐりの木(クヌギ)の樹高調整

  • 執筆者の写真: 誠司 大林
    誠司 大林
  • 2020年8月22日
  • 読了時間: 2分

なかなか手が遅く、今頃になって、梅雨前に行った施工事例の報告です。


場所は、大津市の北部のとある住宅地。こちらのお宅では、琵琶湖畔で拾ってきたどんぐりを庭に蒔いたところ、芽を出し、十数年でこんなに大きくなったそうです。


これまでは、ご自分で手入れされてきたそうですが、さすがに伸びすぎて危険になってきたため、ご依頼いただきました。

3本あったクヌギのうち、細い1本は根元から伐り、残り2本は家の目隠し・日よけにもなっているので2階の屋根の下ぐらいの高さに縮めて欲しいというご要望でした。


電線や家の屋根、フェンスに当たらないよう、慎重に枝を一本ずつ下ろしました。 相方のTさんとの息もぴったりで作業はスムーズに進み、横に生えていたモチノキの枝が道路に向かって張り出していたのも除去することができました。


木に上ってみてわかったことですが、枝が風に揺すられて家の屋根をこすっていたようで、雨どいと屋根材の一部が傷んでいました。

今回の作業は、木の幹も切断するという、ある意味、木にとっての「大手術」だったこともあり、また、施主さんのご要望もあって、枝はできる限り残しました。数年後にはまた枝が伸びて剪定する必要が出てくることでしょう。こまめに剪定してやると、木へのダメージも少なくて済みますし、家も傷まなくていいと思います。


「湖畔で拾ってきたどんぐりの木の木陰で暮らす」って、とても素敵な事ではないでしょうか。




 
 
 

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